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QSL 発行

P102038512/29 到着したQSLの返信を作成しました。
188QSL/524QSO。年明けに島根に送りたいと思います。
6m の I と UR や、でかいアンテナ写真のカードがいくつかあって、楽しめました。NIL がなかったのも久々でした。
9/6 に発送した 2010 8N4HQ の QSL も届き始めたようです。ACAGはまだでしたので、このところ安定して3ヶ月で転送されているようです。古い方は 2002年の PSE QSL なんてのもありました。

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コンテストとフェアネス(ルールとモラル)

コンテストのフェアネスについては、誰もが考えたことがあると思います。

ルールは自由なほど、総合的な力の優劣を競うことができ面白いものです。一方で、電力やアシスタンスなどの条件に制限をかけて優劣を競うのも、また面白いものです。それぞれのコンテストで、遊びとして面白くかつフェアであるように工夫されたルールは、我々を誘う魅力となっています。

スコアアップのために、世界のアマチュア無線家が生み出すアイディアは膨大です。時間と費用の許す限り自分も取り入れたいと思いますが、現実にはそのほんの一部しか楽しむことができません(非情非常に残念です)。そしてこの中には、ルールでは想定していない戦略や技術もあるわけです。

ルールで規定されていない戦略や技術を試したときは、主催者に明確に伝え裁定を促すことが手っ取り早く簡単です。もし失格を恐れるなら、事前に主催者に問い合わせるのもよいでしょう。

こうした未定義のワザは、その時々の議論で、面白くかつフェアになるよう規約が整備されていきます。面白さもフェアネスも、意識の変化や技術の進化で変化するものなので、他の競技者や主催者(審判でもある)と意見を交換をしてコモンセンスを形成していくことが重要だと思います。
最近の remote skimmer 問題は、まさにその途上にある興味深い議論です。

戦術や技術のブレークスルーは、コンテストという遊びで最も興奮する瞬間です。しかし革新的であるがゆえに、非難や誤解も多いものです。遊びとして面白く、アマチュア無線の範疇を逸脱していなければ、歓迎されるべきものでしょう。そして次のコンテストでは、その戦略が広く伝播していくわけです。

陥りがちな過ちは、技術や戦術が停滞して固定化しているだけなのに、それを永年かけて形成された守るべきモラルと取り違えてしまうことです。また、猜疑心や入賞への妬みが根底にあるとしか思えない、非生産的な愉快でない言動もままみられます。いずれも、本人は過ちに陥っている自覚がないことが多く厄介です。
フェアでない、モラルに反するという主張によって、新しい戦略によって競争に勝つ、という競技で最も輝く貴重な瞬間を毀損しないように注意すべきでしょう。

こうした煩しわさを嫌い、シリアスに得点の最大化を追求する人々は、特定のコミュニティに閉じて議論や共有化をすすめている傾向があります。

過ちを産む原因は、ルールが守られているかどうかを検証することが困難だというコンテストの特性にありそうです。フェアネスを目指してルールを設けても、その検証が出来なければ、実際にフェアだったかどうかが判断できません。ルールを増やすほど、検証不可能なルール違反によりフェアネスが損なわれる、という矛盾を内包しているのです。
ルールを守って競われているかどうかは、競技者の良心に任されている部分が多いのが現実のコンテストです。だからこそ、自らを厳しく律して競技に参加することが求められるわけです。

ルールは全ての可能性を規定しているわけではありません。しかし、判断の余地が入り込まないよう明文化はすべきです。この点General Rules for All ARRL Contestsは一読の価値があります。一方で、競技者はルールを拡大解釈してはいけませんし、明文化されていないことまでをモラルに欠けると断じるような独善に陥ってもいけません。独善により、競技の健全性や、更なるスコアアップの可能性を損ねないように注意が必要です。

一方で、検証不可能なルールがない土俵で、あらゆる技術と戦略を投入して得点の最大化の限界に挑むことこそが、コンテストの本来の姿であり、最期に目指す目標であるとも思っています。Unlimited という言葉には、燦然と輝く最高峰の魅力を感じます。 その具現の一つが、メジャーコンテストでのマルチ/マルチでしょう。制限つきの部門は、そこに到達するまでの(あるいそうした環境が整わない時の為の)サブカテゴリと考えています。

さて、QSO の成立を証明するためには、時間、コール、コンテストナンバー、バンド、モードをログに記載します。正確に記録されていれば得点になります。
General Rules for All ARRL Contests の規定では、
3.2.All callsigns and exchange information must be sent, received, acknowledged and logged correctly by each station for a complete QSO.
とあります。全ての要件を耳や目で確認できて、初めてQSOが成立するのです。
パーシャルチェック、QSYの依頼、スケジュールなどは、要件の一部(あるいは全て)を確認できなくても得点を得ることもできます。ここでも、自らを厳しく律して、良心に従った運用をすることが求められるのです。
ほんとうに聞こえたのかどうか検証できないのをいいことに、聞こえない局をログインする人がいるかも、と夜も眠れなくなるような方がいるかもしれません。そのような心配性の方は、シリアルナンバーのコンテストだけに参加するのが精神衛生上得策でしょう。


こうして考えると、コンテストに参加する皆さんは、紳士ばかりなのだなぁ、と思います。不心得者がいないとは思いませんが、ごく一部です。いずれ愚かな行動を恥じて正直に競技に参加する日が来ると思います。コンテストは遊びですから、友と語れないような不正をしたり、他人の足を引っ張って順位を上げても、余り面白くないことにいずれ気がつくことでしょう。

こうして、正々堂々と互いに競いあうことを楽しむコンテストのコミュニティはすばらしいなぁ、改めて思います。

また、次のコンテストが楽しみになってきました。

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8N4HQ SWL CARD

P10203838N4HQ 宛の SWL カードが JARL 事務局から到着しました。
'09 が 4枚に、'10 が 3枚。
QSL も SWR カードも、年に何枚か島根から届くだけだったので、突然のことにびっくりしながら返信を作成。
'09 の方は大変お待たせしていると思いますが、既に印刷済みで、年明けには島根に送りますので。

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2010 FD CP #3

お山の固定局から 100% S&P入賞できて嬉しいです。

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2010 SCC RTTY Single Op. - HIGH Power WW#38 JA#2

SCC結果が発表になっていました。
RTTY は文字化けがつきものなので、ミスコピーが随分あるんだろうなぁ、といつも思いながらやっています。このコンテストはクロスチェックの結果を教えてくれるので、結果を楽しみにしていましたが、ナント BAD% が 8.6% という高率でした。JM1XCW さんは2.03% なので、ミスコピーを減らす工夫を考えなくては。

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micro2R と N1MM

久々の SSB をやっていたら、お次は SSB の dueling CQ をやってみたくなってきました。N1MM とサウンドカードで実現できるのですが、外付けボイスレコーダで、MIC の切替ができて、 heil をアイコムレベルまで増幅するアンプが付いていて、ということで micro2R をポチしました。よりのほうが、かなりお得でした。即11月3日に発送してくれ、11月13日に到着。ケーブルを作るのが一仕事でしたが、無事無線機とPCにつながりました。ところが CQ repeat も dueling CQ も動作しません。数日悩みましたが、改めてマニュアルを見ると、なんと 13.8節に、

When using an External DVK there is no stop sending indication and CQ will not repeat.

と書いてあるじゃぁあ~りませんか、ガーン。結局、micro2R で作った .WAV ファイルを N1MM で再生させて、念願が叶いました。こうなると micro2R を買う必要はなかったような気もしますが、高価な MK2R にしなくて良かったともいえます。
そんなわけで、ログソフトからの 2R 制御が今回のグレードアップという事になり、実戦で使用感を確かめるのが楽しみです。どうやら、まだまだまだその機会は巡ってきそうにありませんが。

U2r

永年使い慣れた手動の SO2R box (左)と micro2R(右)
さて どちらに軍配が上がるでしょうか

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