アンテナ工事 〜 KT34XA まで
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クランクアップタワーの 10m 4el x 2 を降ろし、RC5A を RC5B に交換。
前回マストを手で上げようとして腰を痛めたので、足場金具をジャッキで押し上げました。マストは8m長で数十キロあり、もし斜めになると腕力では解決できそうにありません。天辺にとりつけたロープとロリップをステー代わりに固定し、建設時にロータの上に入れておいたベアリングをロープでしっかり中心に固定して作業しました。
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てっぺんに KT34XA をあげました。30Kg 以上ありますが、2重滑車でするするとあがりました。クロスマウントに 65A 用の穴も開いていたので、どぶ付けUボルトを入手して使いました。しかし、これに合うクランプが見つかりませんでした。クランプなしでは、マストが滑りそうですし、プレートが曲って外れなくなりそうです。とりあえずプレートが曲がらないようアングルを挟んで固定しました。マストとプレートの間は何もないので滑るかもしれません。使ってみて様子を見るとします。
160m IV の給電部の断線を修理して、ロープ類を片付け終わったところでみぞれが降り始め下山しました。
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前日したかった WPX の準備に行きました。道中、轍の雪はほぼ解けていて一安心です。最期の上り坂は森のトンネルで積雪がありません。しめしめと登ると、シャックの10m手前で枝が道を塞いでいました。5m位上で枝が割れてぶら下がっています。力いっぱい何回か揺すったら落ちてきました。路肩にかわして森のトンネルを抜けると、シャックの周りは10㎝位の新雪です。スタックしそうになったので目前で引き返しました。
2/8,9 WPX RTTY
最強寒波到来。試し打ちを楽しみにしていたのですが、前夜から雪が積もり断念。
2/11
先週から風が強い日が多かったせいか20°ほど回っていました。
・160m IV 展開
・10m 4x4 に拝借していたバランを 40m IV に戻しました
・160mを送信するとがKT20Rのローターがぐるぐる回るので、R30の両端(端子4-6)にパスコンつないで解決。
作業の合間に 10m をワッチしましたが、15mh 5el の方がどこも強いです。がっかり。
2/15-16 ARRL CW
KT34XA(30mh) は 15m 5el (22mh), 20m 6el (20mh)より、少し弱いか同程度でした。NA も EU も同じ感じです。ロシアは KT34XA の方がかなり弱く、Zone 5 や 14 なら同じくらいです。15m は10,20mよりさらに S1-2 弱く見劣りします。 高々と上がって飛びそうですが、見掛け倒しでがっかりでした。他のアンテナを試してみたい気持ちもありましたが、立ちはだかる山を越えて飛ばすことはできないのだと自分を納得させました。役に立つことがあるかもしれないのでこのままで、80m と 40m を戻しておしまいにしましょう。
さて NA に少しでもよく飛ぶようにとかけた手間暇は徒労に終わり、おまけに condx も悪いので、競技はそこそこで切り上げ、残りの外回り作業に没頭しました。
・草刈
・おろしたアンテナの整頓
・80m R-DP 折れたエレメントの修理。ジャンパーワイヤが切れたのでさびたワイヤクリップも取り換え。ねじ切ったりナットクラッカーで粉砕したりで苦労しました。リニアローディングのワイヤを固定する紐が苔むしていて雨が降ると導通がありそうなので、デべグラスロープに交換。スペーサも苔むしていたので削り取ってビニテを巻きました。スペーサはグラスファイバー製なのでまた肺がんにならないよう、マスクをして吸い込まないように注意し、服に飛散した繊維もよくはたき落としました。
・低い 80m IV の再調整
・40m 3el の要修理箇所の調査。折れたエレメントの代わりを製作。
ここで2日目の日没。
安全の為に、こまめにヘルメットを脱いで休憩しながらの半日2日の作業でしたが、へとへとになりました。
作業はまだ続きます。
健康寿命は72才位が男の平均なので、うまいこと人並みに生きたとしても、こんなことはあと10年もできません。このところ身近の高齢者がある日を境に体が不自由になることが続いています。老いとはそういうことのようです。そうなる前に、やりたいことできることをしておきたいものです。
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