« R48DXM修理 | Main | 2020 CQ 160M CW Contest Raw Scores Before Checking »

TL922 の修理 その4

電力が半分しか出ないので中を覗くと、ヒーターが片側しか点灯していません。
故障して一年近く経ち、やっと修理に着手できました。
球を外して振るとなかでカラカラ音がします。
保養品と交換しました。

ロードバリコンを回すと2か所ひっかりがあります。80mの場所では電力が出ず、ずらしても電力を増やすと放電します。
80mの場所はロ―ターがステーターに一か所接触していました。
幅広のカッターの刃を差し込み根元から慎重に少しずつ少しずつローターの角度を修正しました。
間隔は1㎜未満なのでやりすぎると復元はまず不可能になりそうです。失敗したらバリコンごと交換覚悟の作業でした。うまくいってよかったです。
もう一か所のひっかりは放電で荒れて盛り上がった箇所が接触していました。
水やすりを細長く切って差し入れ、左右から交互に引っ張って削り取れました。
これまたロ―ターとステーターの角度を変えないように慎重な力加減で、少しずつ削りました。
このセクションだけきれいに間隔が狭い広いと交互になっていて不思議でした。このままで 1Kw 出たので修理せずに済みました。

2人がかりであーでもない、こーでもないと、ほぼ半日の修理作業でした。
よかった、よかった。

|

« R48DXM修理 | Main | 2020 CQ 160M CW Contest Raw Scores Before Checking »

jh4utp maintenance」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« R48DXM修理 | Main | 2020 CQ 160M CW Contest Raw Scores Before Checking »