JARL総会
事故のため途中(13J)から議事終了(18J)まで総会に参加しました。今のところ、JARLの会費を払うことに異存はないので、すべての議案に賛成しました。
それにしても、世間の一般的な団体総会のように、総会前にちゃんと火種を解決して、シャンシャン総会にならないものでしょうか。総会では識者の講演でも聞きたいものです。不毛な質疑応答の時間を、会員の資質向上に資する企画に替えることができれば、会員も関心を寄せよりよい総会となるでしょう。良識ある会員を組織運営に引き込まなければ改善は望めません。稚拙な質疑にこのような時間をとられるようでは、組織の運営に参加する気が起きません。
また、決議の際、会場はまばらです。現状でさしたる問題はないという、大部分の会員の意思表示でしょう。
さて、総会に参加すると、毎度イライラしますが、その理由は、
・奈落に落とすボタンでもあれば、質問途中で押したくなる質問が大多数でうんざり。支部や本部に働きかければ解決できる質問が多すぎます。事前に少し勉強すれば、聞くまでもない質問も多いです。実態を勘違いしたまま逆上する質問者には失笑しました。問題意識があるなら、日ごろからJARLの運営に参加して、自ら問題解決に参加すべきでしょう。
・一方、通常の働きかけで解決できなかった問題は、総会での審議に値するでしょう。それに該当するのは、最長質問を展開したお一方のみと感じました。
・質問者がTPOをわきまえず、同じ趣味の仲間として恥ずかしかったです。態度と言葉遣いが、見聞きに堪えない方が多い。非常識な態度の質問者には、それなりの回答しかされなくて当然と感じます。役員はいつもスーツネクタイなので、質問者も同様とするのが礼儀と感じました。
・役員は選挙で選ばれた我々を代表するボランティアなのだから、もっと自説を展開してほしいです。理事への質問に専務理事が答えようとするようでは、理事会の機能が疑われます(既に機能していないならどうしようもありませんが)。
・理事に職務の担当がないため、すべての対応が専務理事に集中。これまた理事会の機能が疑われます。
多くの団体が公益法人の維持を目指す一般的な目的は、課税を回避することと、主官庁との関係維持でしょう。ここをしっかり会員に説明すればよいのにと思います。
前納会員の維持のためお金をなるべく使いたくない一方、公益法人獲得のためにはお金を使って減らさないといけません。背反するこの命題をどうやって解決するかが、今後の腕のみせどころでしょうか。
QSLを交換できて、コンテストに参加できれば、わたしゃ満足。これは続けてもらえそうなので、しっかり会費を払って、ハムライフを楽しんでいきたいと思います。
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